文鳥を飼う前に、知っておいて欲しい注意点です。
平均7~10年は生きると考え、最後まで付き合えるか、今一度考えてください。
生活の変化や配偶者が理由で手放すことは、文鳥さんにとっても飼い主さんにとってもつらいことです。
近くにペンキ工場があったり、家が新築だったりするとNGです。
文鳥さんはシンナーなどの化学薬品に弱く、塗装の匂いやマニキュアの匂いでも体を悪くしてしまいます。たばこも危険。タバコの吸殻、薬品などをふき取ったティッシュなどを文鳥さんと同じ部屋に捨てるのも避けてください。
蚊取り線香は大丈夫、アースレッドは使用後30分ほど換気すればOKです。
※文鳥の体に悪いもの※ |
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文鳥さんは臆病です。
ハムスターが夜中にゴソゴソしたり、猫が居たりすると、ストレスを感じて毛引き症(羽が抜ける)を発症することもあります。
同じ家で飼うにしても、せめて同室は避け、猫やイタチなどが文鳥さんにちょっかいを掛けられないようにしておきましょう。
口を開けて「ハーハー」したり羽を広げたりするのは、「暑い」サインです。
涼しくしてあげるか、いつでも水浴びできるようにしてあげましょう。
羽を膨らませじっとしているときは「寒い」サインです。
すぐに温かくしてあげましょう。基本は15℃に保てるように、弱っているときや、ヒナ、老鳥などの場合は必要に応じてもっと温かくする必要があります。
文鳥さんは一日エサを食べないと死んでしまいます。
また、キレイ好きなので、水浴びできなくてもストレスをためます。
文鳥さんは心のある生き物、毎日きちんと世話をしてあげてください。
文鳥から人間にうつる病気には、命にかかわるものもあります。
文鳥さんや飼育用具に手を触れた後は、しっかりと手を洗い、キスなどはしないよう気をつけましょう。
文鳥さんと仲良くなればなるほど、気をつけなくてはなりません。
人と鳥では体の仕組みも、生活スタイルも違います。
基本的に人間の食べ物は与えない、夜は9時までに寝かせるなど、文鳥さんに合った生活をさせましょう。
どんなに仲良くなっていても、文鳥さんは好奇心の塊。
窓が開いていると、外に飛び出してしまいます。
そして、飼い文鳥は、野生では生きていくことができません。数日中に、天敵の餌になってしまうでしょう。
飛ぶ力の少ない飼い文鳥さんは、すぐに追いかければ捕まえられる可能性が高いです。
見当たらなくても、名前を呼びながら周囲を探索すれば寄ってくることもあるとか。なんにせよ、外に出さないようにし、出てしまったらすぐに対応することが、悲劇を防ぐでしょう。
いざと言うときに駆け込める、鳥を診られる近場の病院をチェックしておきましょう。
文鳥の病気は重症になるまで分かりづらいので、すぐに駆け込める病院を用意しておくと心強いです。