その他、ケガ、老化など

ここで読める外傷への対応

1、出血
2、骨折
3、火傷

1、出血

人間用の消毒液で良いので消毒。マキロンはなめると有害なので、ヨード製剤のイソジンきず薬などの方が良いようです。
貧血状態でぐったりしていれば、保温の上でスポーツドリンクを数滴点滴し、場合によっては病院へ連れて行きましょう。

2、骨折

片翼がだらりと垂れて飛べなかったり、片脚が広がり歩けない様子で痛がっていたら、一晩は様子を見て改善しなければ、病院に連れて行きましょう。
慣れているお医者さんであれば、レントゲンを取らなくてもある程度分かるそうです。

3、火傷

文鳥さんは体が小さいので、小さな火傷のように思えてもダメージが大きい場合があります。すぐに水で冷やし、羽毛の無い部位ならごく薄く軟膏(オロナイン)を塗りましょう。
ひどければ直ちに病院に行って下さい。

老鳥になったら

・やせる
・寒さに弱くなる
・爪やくちばしが白くがさがさになる
・白内障になる
・力が弱くなる

文鳥は6歳くらいから、だんだん体が弱ってきます。
人間が年をとってよぼよぼになるように、文鳥も筋肉や骨が衰え、止まり木に止まれなくなったり、飛べなくなったりします。

とくに危ないのが、寒さです。
若いときは暖房なしで秋を迎えても問題なかったのに、老鳥になって秋を迎えたら死んでしまった・・・・・・なんてことも。今までよりも、もっと温度管理には気を使いたいところです。

また、力も弱まってくるので、止まり木を低い位置に設置し、太くしてつかまりやすくしたり、エサ入れを浅いものに換えたりしましょう。
病気にかかりやすくなっているので、病院のチェックや通院の準備も必要でしょう。

(対策)
・落ちても大丈夫なように止まり木を低くする
・止まり木にタオルを巻くなどして、太く止まりやすくする
・エサ入れ、水入れを浅いものにする
・暖房は早めに
・栄養に気をつける
・通院の準備をする
・片目が白内障になったらすぐ病院に行き進行を遅らせる

最後に

ここまでお読み下さった方、まずはお疲れ様です。
ここを読んで不安になった方もいらっしゃるかと思いますが、文鳥さんは基本的に大変丈夫な鳥です。「万が一の時の備え」程度に考え、気楽に構えて下さい。

一番大切なのは、いざと言う時、頼れる病院を見つけておくこと。
鳥「も」診れる、ではなく鳥「を」診れる、評判の良い病院がいいでしょう。すぐに連れて行けるよう、家から近いことも大事です。

残念ながら文鳥さんの病気はたくさんあり、ここでは一部しか紹介できていません。
とりあえず、様子がおかしかったら 「保温・保湿・栄養・清潔・病院」 この5つを覚えておけば大抵の事に対処できます。
皆さんの健やかな文鳥生活のために、予防・早期発見に役立てれば幸いです。

病院に行くとき

病状によって準備も変わってくると思いますが、エサ、水の入ったキャリーで、必要なら保温と保湿をした状態で病院に向かいましょう。
お医者さんは鳥のことを詳しく聞いてきます。正確に答えられるよう、飼い主本人が病院に行ってください。

【こんなことを聞かれます】
いつから飼育してるの?
何歳なの?
エサは何を与えてる?
いつから具合が悪いの?
どんな症状が出てる?
何羽で飼育してるの?
(メスの場合)卵を産んだことはある?

移動用ケージ

移動用ケージ
通院や遠出の際に使えます。
エサや水を入れることができるので、文鳥の負担も少ないです。


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情報を使用させていただいた方へ

文鳥さんの病気についてまとめる際、不特定の方の情報を使わせていただきました。
この場でお礼と、謝罪を申し上げます。
誠に勝手ではありますが、いただいた情報を、文鳥さんの健康のために役立てたいと思います。



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