文鳥は6歳くらいから、だんだん体が弱ってきます。
人間が年をとってよぼよぼになるように、文鳥も筋肉や骨が衰え、止まり木に止まれなくなったり、飛べなくなったりします。
とくに危ないのが、寒さです。
若いときは暖房なしで秋を迎えても問題なかったのに、老鳥になって秋を迎えたら死んでしまった・・・・・・なんてことも。今までよりも、もっと温度管理には気を使いたいところです。
また、力も弱まってくるので、止まり木を低い位置に設置し、太くしてつかまりやすくしたり、エサ入れを浅いものに換えたりしましょう。
病気にかかりやすくなっているので、病院のチェックや通院の準備も必要でしょう。
ここまでお読み下さった方、まずはお疲れ様です。
ここを読んで不安になった方もいらっしゃるかと思いますが、文鳥さんは基本的に大変丈夫な鳥です。「万が一の時の備え」程度に考え、気楽に構えて下さい。
一番大切なのは、いざと言う時、頼れる病院を見つけておくこと。
鳥「も」診れる、ではなく鳥「を」診れる、評判の良い病院がいいでしょう。すぐに連れて行けるよう、家から近いことも大事です。
残念ながら文鳥さんの病気はたくさんあり、ここでは一部しか紹介できていません。
とりあえず、様子がおかしかったら
「保温・保湿・栄養・清潔・病院」
この5つを覚えておけば大抵の事に対処できます。
皆さんの健やかな文鳥生活のために、予防・早期発見に役立てれば幸いです。
病状によって準備も変わってくると思いますが、エサ、水の入ったキャリーで、必要なら保温と保湿をした状態で病院に向かいましょう。
お医者さんは鳥のことを詳しく聞いてきます。正確に答えられるよう、飼い主本人が病院に行ってください。
![]() 移動用ケージ |
|
---|
文鳥さんの病気についてまとめる際、不特定の方の情報を使わせていただきました。
この場でお礼と、謝罪を申し上げます。
誠に勝手ではありますが、いただいた情報を、文鳥さんの健康のために役立てたいと思います。